空き家管理するなら隣人とのコミュニケーションは必須!その理由とは…?

管理が不十分な空き家は固定資産税の軽減対象から外すという法改正案が、ついに閣議決定されましたね。

これまで「特定空き家」に指定された場合が対象でしたが、今後はその“予備軍”にも拡大。

今まで以上に、空き家の管理が重要になってきますよ。

適正な管理をする上で大切な要素の一つは、隣人とのコミュニケーション。空き家が遠方にあればあるほど大切なのです。

隣人へのご挨拶は必ずしましょう!なぜなら…

空き家の管理に行く際は、合わせて、手土産も持ってご近所さんへ挨拶に行きましょう。

その理由は…

  1. 家に異常があったら教えてもらうため
  2. 通報されないため
  3. ご近所さんの心配を取り除くため

初めての訪問なら、空き家である旨や、どれくらいの頻度で管理に来るか、緊急時の連絡先などを知らせておきます。2回目以降は「ご迷惑おかけしてませんか?」と確認すればいいでしょう。

②は、空き家を出入りする不審者と思われて警察に連絡されたり、庭木が荒れていることを市役所に連絡されたりする場合があるからです。

実際に、放置空き家を面白く思わないご近所さんが「ネコが棲みついてるから何とかして!」「アメシロがうちの木にも移った!」などと嘘を言い、市役所に何度も通報されたケースがありました。

ご近所さんは空き家を気にしているものです。予期せぬ問題が自分に降りかかって来ないだろうか?という警戒心からです。

ですので、心配を取り除くためにもコミュニケーションが必要なのです。

管理に協力してもらえることも…

こればかり期待してはいけませんが、上手くご近所さんとの関係性が築ければ、管理に協力してもらえることもあります。

掃除や草刈りなどを行ってくれる方もいます。

私も空き家を所有・管理していたことがあると別記事で紹介しましたが、一時期、お隣さんに松の木を手入れしてもらったことがあります。「気になるから剪定してもいいかい?」と電話があったのです。

他にも、部屋の電気を消し忘れたときや、突風でガラスが割れたときも教えてもらえました。その都度、お礼に行きました。本当にありがたかったです。

空き家を管理するなら、ご近所さんにも気を使いましょう。

これは私が実体験から学んだことでもあります。

まとめ

冒頭の通り、今後は空き家管理の重要度は高くなっていきます。

もし管理が大変そうなら、業者の巡回サービスなどを利用することをお勧めします。有料にはなりますが、放置することのリスクを考えれば出費は少額です。

管理業者選びのチェックポイントも、以下にまとめておきます。

  • 管理契約書をちゃんと結んでくれるか?
  • 巡回の報告書を定期的に送ってくれるか?
  • 費用の内訳がわかりやすいか?
  • 不動産取引や家屋に詳しいか?

長野市内の空き家でしたら、まず私にご相談ください!

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