遺品整理はいつから始める?片付け料金の相場はいくら?

親が亡くなり、誰も住まなくなった実家。遺品や家財を片付けようと思っても、いつから、どのようにするのかわからない…。

そんな悩みを持つ方に向け、今回は遺品整理のタイミングや片付けの方法、業者に依頼した場合の料金相場などについて取り上げます。

遺品整理のタイミングは?

故人との思い出が詰まった遺品を整理することは、親族の心を整理する作業でもあります。そのタイミングは、その家それぞれと言えます。

多いのは四十九日や一周忌の法要で親族が集まった際に話題となり、着手するケース。

または、遺品にも相続財産が含まれていることがあるため、相続手続きが終わって一段落してから着手するケースもあります。

遺品整理の手順・方法は?

遺品整理を始めると、思わずアルバムを眺めながら故人を懐かしんだりして、手が止まってしまうこともあるでしょう。日ごろ行っている部屋の片付けとは重みが違います。

そこで、自分で遺品整理をする場合のコツ・手順を紹介します。

  1. 兄弟や親戚と一緒に作業する(人手を多くし、遺品分類の判断もスムーズに行うため)
  2. 「必要なもの」と「不要なもの」を分類する。使える・使えないで判断すると、整理が進まないこともある
  3. 「必要なもの」を同じカテゴリーごとまとめる
  4. レンタル品はないかチェックする(車いす・介護用ベッド・緊急通報機など)
  5. 故人の愛用品が多く、保管場所に困る場合は、写真に撮ってデータとして保存する
  6. 必要なものを収納し直す。または個々に自宅へ持ち帰る
  7. 不要なものは処分、またはリサイクルショップに買い取ってもらう
  8. 最後に部屋全体を掃除する

また、家の中だけでなく、物置や倉庫の中もよく確認するようにしましょう。

片付ける時間がない・家財の量が多いという場合は…

仕事で忙しく遺品整理できなかったり、片付ける家財の量が多すぎて手に負えないという場合は、業者に依頼する方法もあります。

最近では、リサイクル業者・クリーニング業者・引っ越し業者・特殊清掃業者など、さまざまな業種で遺品整理を行うようになりました。

ただし依頼する前に、あらかじめ必要な遺品・貴重品は自分で確保しておいてください。業者が誤って処分してしまうのを防ぐためです。

または「この押入れにある物は、手を付けないでください」などと伝えておくといいでしょう。

業者に依頼した場合の料金相場はいくら?

遺品整理の料金は、片付けの量やシーズンによって変動があります。あくまで目安ですが、一戸建(3DK〜)の部屋の片付けで15万円〜30万円です。

ちなみに、仏壇・位牌・遺影などが残っている場合は、お寺さん・お坊さんに供養してもらうのが一般的です。法要をお願いした際の「お布施」は、概ね35,000円〜。お坊さんを招く前に、室内や仏壇はしっかり掃除しておきましょう。

ネットや電話帳で業者を調べ、サービス内容を聞いてみたり、見積もりを取ってみてください。

「いや、それを調べる手間も省きたいんです」という多忙なあなたは…

私が整理をお手伝いしたり、業者を紹介できますので、今すぐ連絡ください。

さらに、家財の整理後に実家を売却する予定でしたら「片付けから売却まで一括でお願いしたい」というリクエストも可能です。ワンストップでサポートしますよ。

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