部屋探しをしたことがある人なら、一度はこんな経験があるかもしれません。
不動産サイトを眺めながら、
「家賃は安いけど古いな…」
「悪くないけど、なんか決め手がないな…」
そんなふうに思って、ページを閉じたこと。
今回の主役は、長野市若里にあるアパート「メゾン恵(めぐみ)」。
築約38年。人間でいえば、すっかりベテラン選手です。
そんなメゾン恵の1階のお部屋が、この5月に空室になりました。
3月ならまだしも、5月。
引っ越しシーズンは終わり、転勤もひと段落。
不動産業界で例えるなら、夏祭りが終わった翌日の屋台街みたいなものです。
人通りは一気に減ります。
さて、どうするか―。
そこで始まったのが、今回の「メゾン恵・再生計画」です。
空室になった5月。オーナーさんと作戦会議

5月はなかなか厳しい。
部屋探しをする人自体が少ない時期だからです。
そこでオーナーさんと相談しました。
「何もしないで待つ」か、それとも「お金をかけて勝負する」か。
結果は後者でした。
ありがたいことに、空室対策の予算をいただくことができました。
どうせやるなら「おっ、これなら住みたいかも」と思ってもらえる部屋にしたい。
そんな気持ちが強くなりました。
久しぶりに部屋を見て、正直に思ったこと

後日、リフォーム業者と一緒に現地へ。
あらためて部屋を見渡します。
間取りは悪くありません。
日当たりも十分。
立地も悪くない。
なのに、どこか惜しい。
原因はすぐに分かりました。
古いんです。

もちろん汚いわけではありません。
きちんと管理されています。
でも、人間と同じで年齢は隠せません。
- 柱や鴨居の色
- 建具の雰囲気
- 壁紙の印象
全体的に「昭和感」が漂っています。
中身は悪くない。でも第一印象で損をしている。
そんな状態でした。
AIに相談してみたら、未来が見えてきた

そこでAIに相談です。
部屋の写真を撮影し、
「柱を黒くしたら?」
「アクセントクロスを貼ったら?」
「家具を置いたら?」
そんなシミュレーションを繰り返しました。
昔なら頭の中で想像するしかありませんでした。
でも、今はAIが未来予想図をすぐ作ってくれます。
まるで部屋が着せ替え人形になったような感覚。
「これいいですね~」
「いや、こっちはちょっと攻めすぎかな?」
なんて業者と話しながら画像を見比べました。
【AI画像①】やってみたかっただけ(笑)

【AI画像②】イメージ通り。でも予算が足りない…

【AI画像③】予算的にコレかな?地味すぎか…

こうして見ていると、同じ部屋なのに印象がまるで変わります。
内装って不思議ですよねね。
今回の作戦は「家電付き+さわやかな部屋」
検討の結果、今回の方向性が決まりました。
ターゲットは単身男性。
学生さんや、一人暮らし歴の長い社会人の方です。
そこで導入するのが、
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
の3点セット。
もちろん新品なら理想です。
しかし、予算には限りがあります。
そこで状態の良い中古家電を探すことにしました。
一人暮らしスタートに大変なのが初期費用。
家賃、敷金、礼金、引っ越し代など。
そこに家電購入費まで加わると、財布が悲鳴を上げます。
だから最初から置いてあるだけでも魅力になります。
早速、調達した3点セットを配置!

さらに内装も少し手を加える予定です。
- 柱や鴨居を塗装
- そして壁の一部にはアクセントクロス
- 大規模リフォームではありません
でも、こういう「ちょっとした工夫」が意外と効くんです。
料理で言えば隠し味。
主役ではないけれど、全体の印象を大きく変えてくれます。
イメージはこれで行くことにします。

メゾン恵、ここからが本番です
現在は内装工事の準備を進めています。
まだ完成は先です。
だからこの記事は「完成報告」ではなく「挑戦の途中経過」です。
空室だった部屋が、少しずつ魅力を取り戻していく―。
誰も住んでいなかった部屋に、また新しい暮らしが入ってくる―。
果たして、メゾン恵はどう生まれ変わるのか?!
そして、この空室は無事に決まるのか?!
築38年のアパートの今後を、ぜひ楽しみにしていてください。








