「親の家、どうしよう…」長野市で実家を相続したけど動けない人へ

実家を相続…

実際に自分の身に起きると、多くの人の頭の中はこんな感じになります。

「えっと何するんだっけ?」

「家財どう片づける?」

「税金って何かある?」

「とりあえず鍵だけ閉めておけば大丈夫?」

そして最後にこうなります。

「うーん、面倒だから後で考えよう…」

その気持ち、すごくわかります。

だって、相続なんて人生で何度も経験することではありません。

しかも、長野市の場合、空き家になると雪・草・庭木・管理問題などの悩みも出てきたりします。

でもご安心ください。

これまで数多くの相続不動産の売却仲介などを行い、郊外の空き家問題にも向き合ってきた私がおります。

今日は、長野市で実家を相続したら何から始めればいいのか、順番にお伝えします。

「売るか残すか」は今すぐ決めなくていい

いきなり「売るか・貸すか・残すか」の結論を決めなくて大丈夫です。

ここで焦る人が本当に多いんです。

例えるなら、旅行先も決まってないのに、

「新幹線に乗る?」「飛行機にする?」

と悩んでいる状態です。

まず確認したいのは、

  • 誰か住む予定はあるか
  • 家を残したい理由はあるか
  • 家の状態はどうか
  • 管理できる距離なのか
  • 維持費はいくらかかるのか

ここです。

逆に、ここを飛ばして判断を急ぐと、

「やっぱり残しておけばよかった…」「もっと早く動けばよかった…」

ということもあります。

だから最初は「決断」ではなく「情報の整理」からで大丈夫です。

まずやること①家の状態を確認する

人が住まなくなった家って、想像以上に変化します。

しかも結構早い。

家は、人がいなくなると急に“機嫌を損ね”ます。

  • 換気しない
  • 湿気がたまる
  • 草が伸びる
  • 設備が傷む

人間なら休日にソファでゴロゴロしている程度ですが、家の場合は少し深刻です。

長野市は冬の雪や寒暖差もあります。

去年まで平気だったものが、翌年には急に傷んでいることもあります。

まず見てほしいのは、

  • 屋根や外壁
  • 庭木や雑草
  • 室内の残置物
  • 郵便物
  • 水道や電気
  • 給湯器など屋外の設備

です。

「来月見に行こう」と思っていたら、半年経過していた、という話は珍しくありません。

そして植物だけは、なぜかやる気満々です。

人が休んでいても、草は休みません。

まずやること②維持費を把握する

空き家って「誰も住んでないからお金はかからない」と思われがちです。

でも実は逆です。

例えば、

  • 固定資産税
  • 草刈り費用
  • 管理費
  • 修繕費
  • 水道や電気の基本料金

などがかかります。

これは、乗っていない車をずっと置いている状態に似ています。

走っていなくても税金や維持費はかかりますよね。

家も同じです。

実際の相談でも「誰も住んでいないのに毎年お金が出ていく…」と驚かれる方は少なくありません。

実は多い「こんな家、売れますか?」という相談

私が数多くの相続不動産を仲介してきた中で、本当に多い言葉があります。

それが「こんな家、売れますか?」です。

  • 築年数が古い
  • 荷物が残っている
  • 郊外にある
  • 庭が広い
  • 駅が近くない

皆さん、かなり心配されます。

でも、不動産って意外と面白いんです。

ラーメン屋でも、

「こってり派」「あっさり派」「味噌しか認めない派」

がいますよね(笑)

家も同じく「古い家はダメ」とは限りません。

広い庭が欲しい人もいます。

静かな場所を探している人もいます。

古民家が好きな人もいます。

自分では短所だと思っていたものが、別の人には長所になることもあります。

だから、自分で先に「価値がない」と決めてしまうのは少しもったいないんです。

空き家レスキューとして見てきた「放置のその後」

私は「空き家レスキュー」として、長野市周辺や郊外の空き家問題にも取り組んできました。

空き家問題というと、なんだかニュースの話みたいですが、実際はもっと身近です。

  • 親が施設に入った
  • 県外に住んでいて管理できない
  • 相続したけどどうしていいかわからない

そんな普通の話です。

ただ、放置すると少しずつ困りごとが育っていきます。

最初は庭の草。

次に郵便物。

次は庭木。

そして気づけば、

  • 「近所から木が伸びていると言われた」
  • 「雪下ろしどうしよう」
  • 「ハクビシンやコウモリが住んでるって」
  • 「適切に管理するよう役所から手紙来た」
  • 「固定資産税の通知だけは毎年ちゃんと来る」

なんて事態もあります。

空き家って静かなんですが、問題だけは密かに進行し、あるとき一気に大きなアラームを鳴らします。

不動産会社に相談するのは「売ると決めてから」ではない

「売るって決めたら相談します」という方も多いですが、実はちょっと違います。

今は、売るか決まる前に相談する方が多いんです。

病院も同じですよね。

「治療法が決まったので来ました」

ではなく、

「なんか痛いんです」

で行くものです。

  • 何から始めればいいかわからない
  • 売るかわからない
  • とりあえず話だけ聞きたい
  • 近い将来の参考にしたい

それで十分です。

まとめ

最後に、やることをシンプルに整理するとこうなります。

  1. 家の状態を見る
  2. 維持費を確認する
  3. 今後どうしたいか家族で整理する
  4. 専門家へ相談する

難しそうに見えて、最初の一歩は意外とシンプルです。

ただ、一番もったいないのは「忙しいから後で」が数年続くことです。

時間が解決してくれることもあります。

でも空き家だけは、だいたい時間と一緒に問題も育つということを忘れないでください。

だから最初の一歩だけ、早めに動いてみてください。

長野市の空き家のことならご相談お受けします。