「実家の空き家、売りたいけど、ボロいし買い手がつかない…」
「リフォームするにもお金がかかるし、先が見えなくて不安」
そんな悩み、ありませんか?
実は、空き家は【いきなり売る】だけが選択肢じゃありません。
むしろ、まずは「貸す」というワンクッションを置くことで、最終的にうまく売却できるケースもあるんです!
今日は、不動産営業の視点から「空き家をまず賃貸→その後売却」の流れについて、メリットたっぷりにご紹介します。
まず“貸せる状態”に整える!

築年数が古く、現状のままではなかなか売れない空き家…ありますよね。
でも、最低限のリフォーム(特に水回り)を施せば、賃貸として貸し出すことも可能です。
そしてここがポイント。
家賃収入でリフォーム費用を回収し、借主にそのまま売却できたらプラスに!
最初に120万円の改修費をかけても、家賃5万円で2年貸せば回収完了。
その上で借主に「気に入ったら買ってくれませんか?」と持ちかける…自然な流れです。
確かに初期投資は必要になりますが、維持費がかかっている“マイナス資産”をどうにかするための経費だと考えましょう。
「倉庫・物置」として貸し出せるエリアなら、初期投資も少額でいけるかも…!?
借主が買わなくても、収益物件として売り出せる!

仮に、借主さんが「買いません」と言った場合でもガッカリする必要はありません。
なぜならその時点で、その空き家は家賃収入が発生している収益不動産になっているからです。
今度は、投資用物件として不動産投資家にアプローチできます。
「いま家賃〇万円で入居者がいます」と伝えれば、利回りの計算もしやすく、興味を持つ買主が現れる可能性も大!
しかも、売れるまでの間も家賃収入は入り続けるので、あわてて安売りする必要もありません。
借主を探すまでの戦略は、私がアドバイスしますので一緒に考えましょう!
借主の「DIYリフォームOK」と伝えることで購入意欲UP!

最近は「DIY歓迎」という募集条件で、賃貸に出す空き家も増えてきました。
借主が自分で壁紙を張り替えたり、棚を取り付けたりと、住まいに手をかけることで愛着が生まれます。
愛着=購入意欲の向上!
「この家、好きになっちゃったから、買いたいです」と言われたらチャンスです。
逆に、もし退去されても、DIYによって室内がキレイになっていたら、次の借主や買主が見つけやすくなるという副産物も得られますね。
じゃあ、どれくらいリフォームにお金をかければいいの?

「いくらかけたら貸せる?」
「家賃はどれくらいで設定すれば?」
「もし売るなら相場はいくら?」
……はい、これはズバリ、
物件ごとに異なります!
立地、築年数、周辺ニーズ、家の状態…同じ空き家なんて一つもありません。
まずは、私たち不動産のプロに一度ご相談ください。
「この空き家、売る?貸す?どうする?」を診断します。
まとめ:「売る前に貸す」は戦略のひとつ!
空き家をどう活かすかは、少しの工夫と、時間の使い方次第。
すぐ売るだけじゃない。
貸して回収→売却でプラスにする道もある!ということです。
空き家を「負動産」で終わらせず、「富動産」に変えるヒント、今すぐ動けば見つかるかもしれませんよ。