空き家になった実家の解体費が高額で、更地で売却できたとしてもマイナスになりそう…
処分はしたいけど、そんな理由で行動に移せず困ってしまうケースが、郊外ではよく見られます。
そこで今回は、空き家の処分費をできるだけ抑える方法について取り上げることにします。
家屋の解体費は高くなっている!
郊外にある家は土地も建物も広いことが多く、解体のほか家財処分や庭木の伐採・抜根などを含めると、その費用は高額になりがち。
「前面道路が狭く作業に手間がかかる」「アスベストが使われている」といった理由で、さらに加算されることも…。
おまけに建築資材の分別の徹底化や人件費の増加もあり、解体費は年々アップしているのです。
では、空き家の解体・処分にかかる費用を抑えるにはどうすれば―。
その方法は「全てを業者に依頼せず、できる片付けは自分で行う!」に尽きます。
家財類はできるだけ自力で処分する!
私自身も、家財が大量に残っている空き家を購入した経験があることを別の記事で取り上げましたが、ある程度まで自力で片付けを頑張りました。
段ボール業者や鉄くず業者を呼んで無料で回収してもらったり、農家さんに農機具をタダであげたり。贈答品で残っていた石鹸・タオル・酒瓶などは、まとめて「サンタの倉庫」や「セカンドストリート」へ持って行き、買い取ってもらいました(ランチ代分のお金にはなりましたよ~)。
もし着物や骨董品や陶器などが多ければ、残置物買い取り業者の出張査定を依頼してもいいでしょう。
あるいは、ご近所さんや知り合いに「好きな物を自由に持って行っていいよ」と声を掛けるのもあり。家電のほか、工具類・剪定道具類を欲しがる人は結構いるものです。
なお、木製のタンスやテーブルなどは解体時の廃材と合わせて処分してもらえるので、片付けなくても大丈夫。一応、解体業者の見積もりの際に確認してください。
ゴミは長野市の資源再生センターに運ぶ!
ゴミが大量にある場合は、長野市松岡にある「資源再生センター」へ持ち込む方法もあります。
有料ですが、可燃ごみ・不燃ごみ・資源物・剪定枝葉を受け付けてくれます。掃除業者に委託するよりは安く上がるでしょう。
資源再生センターの受付→計量→搬入→精算の大まかな流れがわかる動画もあるので、利用する前に一度観てみてください。
参考サイト:http://www.pr-nagano-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&contentunit_id=1264
ちなみに、エアコンやテレビなどの家電は処分方が異なるのでよく確認を。
まとめ
空き家になった実家の解体・処分費を少しでも節約したいなら、切り詰められる部分はとにかく削る心構えが必要です。
また、解体業者の選定もポイントとも言えます。必要ならご紹介しますので、気軽にお声がけください。
合わせて、空き家や空き土地の利活用に関するアドバイスもいたします。
コメントを残す