空き家の実家が売れない理由は「〇〇」だから!打開策はある?

相続した田舎の実家を売りに出したけど、なかなか買い手が見つからない…

空き家バンクに登録してるけど、反応がいまいちで…

そうお困りのあなた、一番の理由はこれかもしれません。

「価格設定が高すぎて、ニーズとマッチしていない」

本当に物件を売りたいなら、この記事を最後までお読みください。

「いくらなら買う?」と誰かに聞いてみる

そもそも田舎の実家は築年数が経過しており、事情があって有効活用できないから空き家になっているわけです。雨漏りやシロアリなど、見えないリスクがある可能性も…。

それを相場より高い金額で売ろうとすることに無理があります。

例えば、空き家バンクの登録物件の中には、長らく買い手・借り手が見つかっていないものがありますが、やはり「高いな~」と感じます。「売れない」ではなく「売れる条件になっていない」ケースです。

今一度、価格が適正かどうかチェックしましょう。

その際は「自分だったら、いくらで買うか?(借りるか?)」をニュートラルな気持ちで考えてみてください。

あるいは、職場の同僚や知り合いに「この物件、いくらなら買う?(借りる?)」と聞いてみてください。シビアな意見が返ってくるかもしれませんが、それが一般的な感覚です。

私の知人の例(参考)

(長野市の例ではありませんが)移住を検討している私の知人が、某市の空き家バンクで家賃85,000円の古民家を見つけました。

「間取りは希望に近いけど、現状渡しでこの家賃は高すぎる!」。そこで「自己負担のリフォーム代が●●万円もかかるので、家賃を安くしてください」と交渉したところ、なんと半額でOKが出たとのことでした。

この知人は粘り強く交渉するタイプでしたが、普通の人はそこまでやらないでしょう。85,000円の表示を見て「高いから別の物件を探そう」と、スマホ画面をス~っと流す人の方が多いと思います。

つまり高すぎる設定は不利なのです。

地元のネットワークを大いに利用する

空き家の実家を売る場合、空き家バンクに登録したり、不動産業者に募集を任せたりすることが多いでしょう。

それに加えて、地元の伝手を最大限に利用していますでしょうか?

実家がある地域ということは、旧友・親戚・知人もいるはずです。両隣の住人も古くからの付き合いではありませんか?

そういう繋がりのある人たちに「買いませんか?」「借りませんか?」と声を掛けるのも良い方法です。知っている間柄だけに、かえって成約率が高まるかもしれません。

昔、長野市郊外の畑付き・中古住宅をオーナーさんから預かって売買仲介したことがありますが、購入者は隣の区の親戚農家でした。きっかけは「立ち話で売りに出ていることを聞いたから」です。

まとめ

良い条件で契約してくれる買い手・借り手が見つかればいいのですが、田舎の空き家となると、時間はかかるし経費もかかります。

それなら価格が安くても、早めに決めるが吉!です。高めの設定で“ラッキーパンチ”を待つよりも効率的ですよ。

「適正な条件がわからない」「もう買い手(借り手)を探すのに疲れた」という方は、ご相談を受け付けていますので、下記からお気軽にお問い合わせください。

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