「売るのはちょっと…でも、このまま放置するのも…」
今日は、そんな空き家オーナーさんに向けて、ちょっと変わった活用策をご紹介します。
それが、空き家をマンスリー賃貸として使用するという方法。
実は長野市には、移住推進課を窓口にした「お試し移住施設」という事業があります。
これは、空き家を一時的に貸して“田舎での暮らしを試してみたい人”に住んでもらう取り組みです。
しかも！
ただ貸すだけじゃなくて、オーナーさんの負担を最小限にしながら、家賃収入を得られるという仕組みになっているんです。
長野市のお試し移住施設って何？
まずは事業の簡単な説明から。
長野市では、移住希望者やテレワーク目的の人向けに「お試し移住施設」という名目で空き家を貸し出す事業を行っています。
これ、いわば“マンスリー貸家”なんです。
入居するのは、
- 長野に移住を考えている人
- デュアルライフ（二拠点生活）を始めてみたい人
- 自然豊かな場所でテレワークしたい人
などなど。
いきなり家を買うのはハードル高いけど「とりあえず何カ月か住んでみたい」っていう人たちですね。
で、その人たちが手ぶらで来ても困らないように、
- Wi-Fi完備
- 家電（冷蔵庫・洗濯機など）あり
- 家具と寝具（布団）あり
が条件になっています。
それにもう一つ。地域との交流も大切にしていて、入居者は地元行事に参加することというルールもあるんです。
“お試し”といっても、リアルな田舎暮らしを体験してもらうというわけですね。
お試し移住施設のメリットはこれ！
このマンスリー貸家、オーナーさんにとっても意外と良いこと尽くしなんです。
- しばらく放置してた空き家を、有効活用できる
- 家賃収入が少しでも見込める
- 建物の風通しが良くなり、傷みにくくなる
- 地域に移住者が増えれば、地域貢献にもつながる
正直、空き家って放置すると、すぐにボロボロになっちゃうんですよね…。
でも誰かが住むと、家も生き返る。
ついでに財布もちょっと潤う。
まさに、空き家と暮らしのWIN-WINな関係です。
楽しい大家さんデビューを想像してみてください！
「でも大家さんって大変そう」と、思いきや…
「でもそれ、準備が大変そうじゃない…？」
「手続きとかめんどくさそう…」
そんな声も聞こえてきそうですが、ご安心を。
この事業では、不動産業者が「施設運営者」として入るのが条件なんです。 つまり、
- 入居者募集
- 契約手続き
- 契約中の対応
- 家賃のやりとり
…などなど、オーナーさんの代わりに業者が全部やります。
オーナーさんは、最初にネットや家電を整えてもらえればOK。
その後はお任せで、月ごとの収入が入ってくるという流れです。
もちろん、事前に「どれくらいの費用がかかりそうか」「貸し出せそうか」など、私たちがしっかり査定・ご提案します！
お試し移住施設のデメリットも正直に言います
念のため、お試し移住施設のデメリットにも触れておきますね。
- 家賃はそんなに高く取れません（数万円程度が相場）
- 最初の設備投資（Wi-Fi設置、家具家電購入）が必要
- 短期利用なので、収入が安定するとは限らない
- 固定資産税とネット代はオーナー負担になる
既存の家電家具が問題なく稼働するなら、そのまま使ってもらってもいいですよね。
デメリットという表現にしましたが、でも空き家を生き返らせられるって、魅力ありませんか？
興味がある方はご相談ください！
「売るのはまだ迷ってるけど、空き家をどうにか活かしたい」
「一度、大家さんをやってみたい」
「移住者を迎えるって、ちょっといいなと思った」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください！
私が移住推進課と連携しながら、査定から物件化、運営のお手伝いまでフルサポートします。
空き家が人々の暮らしをつなぐ、そんな未来を一緒につくりませんか？
