「ウチ、そろそろ空き家どうにかしないと…」
そう思っている不動産オーナーさん、ちょっと立ち止まって聞いてください。
郊外にある空き家って、売り出してもなかなか動きませんよね?
場所によっては不便だったり、築年数が古かったり、買いたい人を見つけるのも一苦労…。
でも、そんなとき!
実は“お隣さん”に声をかけてみるの、めちゃくちゃアリなんです。
「え、隣の人が買ってくれるの?」って思いますよね?

もちろん全員ではありませんが、意外と隣の土地が欲しい人って多いんです。
例えば——
- 駐車場を広げたい
- 親世代の家と繋げて二世帯住宅にしたい
- 自分の子ども夫婦の家を建てて近居にしたい
- 空き家を増改築して貸家にしたい
なんてことを密かに考えていたご近所さん、意外といるんです。
でも、不動産って高い買い物だし、売る予定なんて言わない限り、誰も口に出しません。
隣人売却のメリット

じゃあ、近所の人に売ると何がいいのか?
売却のスピードが速い
元々その地域に住んでる人だから、現地確認もいらないし、話が早い。
価格交渉がスムーズ
お互い顔見知りなので、変に駆け引きせず、納得できる条件で話しやすい。
リフォームや利用目的が明確
増築、駐車場、別宅、倉庫、家庭菜園用地など…「ここだから欲しい」ニーズがある。
不動産会社に頼る前に話がまとまるかも
仲介手数料を省ける可能性もあります(※契約はちゃんと専門家に依頼しましょう)。
気をつけたいポイントもあります

もちろん、注意点もゼロではありません。
- 価格が相場よりも安めになるケースが多い(スピードと引き換え)
- 話がこじれると、今後の近所づきあいに影響するかも
- 売買契約はきちんと書面で。不動産業者や司法書士への相談は必須!
「近所に売る」=ラフなやりとりだけ、では済ませず、最後はちゃんとプロに任せましょう。
まとめ:遠くの買い手より、近くの知ってる人
郊外の空き家は「なかなか売れない…」が前提。
でも、“知ってる人”に譲るなら、話は別。
買う人にとっても、使い道が明確な土地は価値があるんです。
売却を本格的に始める前に、一度ご近所の方に声をかけてみるのも、ひとつの選択肢ですよ。
まずはちょっとだけ、勇気を出して声をかけてみてください。