【長野市大岡で空き家2棟をバンク登録へ】平屋とログホーム、あなたはどっち派?!

つい先日、長野市大岡で空き家バンクへの登録(売却)に向けた現地打ち合わせに行ってきました!

同席してくださったのは、空き家を所有しているオーナーさん、長野市役所・移住推進課の空き家バンク担当者さん、大岡支所の担当者さん。

今回は2棟続けて、それぞれの物件を回って、登録に向けた段取りや今後の流れを確認してきました。

【1棟目】昭和56年築の平屋(大岡丙)

1軒目は、大岡丙という地域にある昭和56年築の平屋住宅。見た目も内装も、時代を感じさせる趣きのあるお宅です。

ただ、15年間空き家状態だったこともあり、老朽化はそれなりに進行していました。

トイレは和式の“ぼっとん”タイプで、水回りも現在は使えない状態。リフォームはマストです。

空き家歴と現状を加味すると、バンク査定価格はちょっとシブめ…。

でも、この物件には良いポイントもいくつかあります。

まず、家の目の前が開けていて、のどかな景色が広がる点。これ、日常のストレスを吹き飛ばしてくれるようなロケーションです。

それから、母屋の隣に木造二階建ての物置棟があることも大きな魅力。

そして何より、コンパクトな平屋建てというのは、田舎暮らし希望者には、結構人気なんですよね。

現在は残置家財も多めですが、これら空き家バンクの補助金制度を活用して、今後片づけを進めていく予定。

再生の第一歩としては、十分なポテンシャルを感じました!

【2棟目】ログホームでスローライフ(大岡甲)

続いて向かったのは、大岡甲にあるログホーム。

こちらは平成14年築と比較的新しく、1棟目とは打って変わって“今すぐ住める系”のしっかり物件です。

基礎が高く造られているので、もし豪雪があったとしても対応可能。冬場の安心感は大きいですね。

フィンランドの松をふんだんに使ったナチュラルな仕上がりで、ログらしいぬくもりと落ち着きがあって、個人的にはすごく好み。

居住しながら販売していく予定なので、きちんと管理された「即住める状態」での引き渡しとなります。

敷地の広さは約500㎡。さらに隣接の土地約2,100㎡も無償でオーナーさんが借りていて、野菜を作ったり花を植えたりと、素敵なマイガーデンへと整備してあります。

のどかな景色の中の、暖かな田舎暮らし…想像しただけで癒されますね。

お値段は1棟目よりも高くなりますが、建物のしっかり感と長持ち度を考えれば、納得の物件です。

それぞれ違うけど、どちらも魅力あり!

1棟目は「手直ししながら、安価に田舎暮らしを始めたい人向け」。

2棟目は「初期投資はしてもいいから、快適にスローライフを送りたい人向け」。

そんな感じで、両物件とも、違った角度で田舎暮らしの夢を叶えられるポテンシャルがあると思いました。

これから空き家バンクへの正式登録・価格決め・販売時期など詳細を詰めていくことになります。

ご興味ある方は、続報をぜひお楽しみに!

また、空き家の活用や売却を考えている方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談くださいね。

オーナーさんと行政、そして私たち不動産業者がタッグを組んで、空き家にもう一度“暮らしの灯り”をともせたら――
それこそが、この仕事のやりがいです!