空き家バンク登録した古民家どうなった?信州新町上条のリアルな“その後”

以前のブログで紹介した、長野市信州新町上条にある古民家。

「古民家とティラノが共存する町」として動画も撮影し、空き家バンク登録に向けて、あれこれ動いていた、あの物件です。

今回、その“その後”のお話です。

結論から言うと――

もう売れて、引渡しまで完了しました!

正直、一番驚いているのは、私自身かもしれません(笑)

空き家バンク掲載まさかの即成約

空き家バンクの登録が完了し、長野市役所のホームページに掲載されたのは10月。

「さて、ここからがスタートだな」と思っていた、その矢先…

Screenshot

関東圏にお住まいの方から、購入のお申し込みが入りました。

早い。

早すぎる!

これまで中山間地域の空き家を何件も扱ってきましたが、ここまでスムーズに話が進んだケースは、なかなかありません。

「移住」ではなく「別荘」

今回ご縁がつながった買主さん。

信州新町へ移住ではなく、当面は別荘として使うというスタンスでした。

「とにかく田舎の家が欲しかった」とのこと。

これも、空き家活用のひとつの形だなと感じました。

そして、もう一つ驚いたことが。

当初、売主さんが補助金を使って家財・家具を片づける予定だったのですが……

買主さんから「家財はそのままで大丈夫です」と、まさかの一言!

これからゆっくり、片づけやDIYリフォームを楽しみながら使っていく計画だそうです。

この家の“時間の積み重ね”を、そのまま受け取ってもらえたようで、ちょっと胸が熱くなりました。

「売れたあと」だからこそ撮った動画

そして今回、この家が売れたことを伝える動画も撮影しました。

しかも、買主さんにも特別にご出演いただいています。

雪がちらつく信州新町でのオープニングから始まり、

  • なぜ、この家を選んだのか
  • 信州新町という町の印象
  • この家を、これからどう使っていくのか

そんなことを私がインタビューしました。

また、買主さんが家の中を探索しながら見つけた“あるお宝”も登場します(笑)

「購入前の話」ではなく「購入した人のリアルな声」です。

これから空き家を売買する人にとっても、きっと参考になる内容だと思います。

空き家は、動かすとちゃんと応えてくれる

今回あらためて感じたのは、

  • 情報を整理して
  • 空き家バンクにきちんと載せて
  • 動画などで“空気感”を伝える

この一連の流れが噛み合うと、空き家はちゃんと次の持ち主と出会うということ。

「古いから無理だろう」

「場所が田舎だから…」

そう思われがちな物件でも、刺さる人には、ちゃんと刺さる。

そんな実例になりました。

動画は近日公開!

今回撮影したYouTube動画は、近日公開します。

(ただいま編集中…)

また一つ「空き家が次の物語へ進んだ」現場でした。

これからも、物件の売る前・売れた後・使われていく過程まで伝えていきたいと思います。

次の「その後」も、お楽しみに!