銀行さん、笑顔の裏はシビア?!中古住宅ローン審査前の5つの心得!

中古住宅のマイホームを買うとき、利用することが多い住宅ローン。

でもこれ、ただ銀行さんに「お金貸してください!」って言えば即OK!…なんて簡単な話じゃありません。

審査は意外とシビアで、場合によっては銀行さんが優しくも無慈悲に「うーん…今回は見送りで」と言ってくる世界です。

では、どうすればローンの審査をスムーズに通過できるのか?

今回はそのための“超基本的の話”をしていきますね。

担保評価=家の査定は冷酷

銀行さんは、もしあなたが返済できなくなったときに「この家を売ればいくらになるか?」をまず計算します。

このとき使われるのは、築年数や耐用年数や路線価などのデータ。

新築なら高評価ですが、中古だと築年数がドーンと響きます。

「え?この家、築30年だけどリフォームしてあるし、愛着も入れたら価値3倍ですよ!」

…しかし残念ながら、銀行さんは“愛着評価”を加点してくれません。

とても冷静です。

安定収入=銀行は安定が大好き

勤続年数が長く、正社員や公務員などの安定職は高評価。

逆に転職したばかりや自営業だと、資料や説明を求められる可能性大。

銀行さんの視点では「あなたの信用は、毎月のお給料とセットでやってくる」みたいな感覚です。

お金を貸す側の視点に立てば、当然といえば当然ですね。

年齢と健康面=若さは武器

若いと返済期間を長く設定できるので有利。

ただしローンには「団体信用生命保険(団信)」という保険加入がセットになることが多く、健康状態も重要になります。

つまり、銀行さんからすると「長く健康に働き続けて、ちゃんと返せる人」が最強!

他の借入れ=小さなローンも見られる

マイカーローン、教育ローン、クレジットカードのリボ払い…などもチェックされます。

しかも、返済遅延や税金の未納があったりすると、審査はほぼアウト。

言ってみれば銀行さんは「お金との付き合い方」を全部見てきます。

お金の“恋愛遍歴”までバレる感じですね。シビアです。

返済比率=年収に対して何%返す?

年収のうち、何割のお金を住宅ローン返済に充てるか?

この計算は欠かせません。

一般的には25〜35%以内が基準ですが、安全圏は20%くらいまで。

“鉄板ルール”は「借りられる額」ではなく「ずっと返していける額」で組むこと。

将来の教育費、冠婚葬祭、旅行…

いろんな出費も忘れずにシミュレーションを!

そして最大の「NG行為」は…

住宅購入に貯金を全部ぶち込む“フルベット”購入です。

引越し費用、家具・家電購入、予備資金…

これらを考えずに家に全額投入したら、最初の冬の暖房代で家計が震えます!

まとめ

住宅ローンは「一生の相棒」を選ぶようなもの。

銀行に「ご希望の金額でお貸ししますよ」と言われても、それが幸せな未来を保証するわけじゃありません。

大事なのは、無理なく返せる額を見極めること。

そして、中古住宅なら建物価格は抑えられる分、リフォームやメンテナンス費用をちゃんと見積もっておきましょう。

夢のマイホーム、ローンに押しつぶされないよう、冷静かつ、楽しく乗り切ってください。